CVS - 症状について of CVSA-Japan

周期性acth症候群、周期性acth-adh放出症候群、周期性嘔吐症の家族会のページです

undefined

症状について

kid0013-009_m.jpg

2129101897981848003.jpg
周期性嘔吐症は、1882年にDr.Geeによって発見されました。
 そのときの疾患の定義は、

 (1)  嘔吐発作が周期的に起こり、その発作自体は自然と治っていく。
 (2) 患者によって発作の周期・強さが一定である。
 (3) 発作のない時は元気である。

 の3つでした。


 加えて、個人差もありますが、発作の症状の主な特徴としては、
 □さっきまで元気だったのに、特に原因があるわけでもなく
   急にぐったりとする。
 □リンゴのすえたような臭いの嘔吐を繰り返す。
 □嘔吐が黄褐色(胆汁)である。コーヒー色の血液が嘔吐に混じる。
 □ぐったりとして元気がなくなる。 何ごとにもやる気がでなくなる。
 □食欲がなくなる。
 □脈が速くなる。血圧が低下する。
 □発作は数時間~数日で治り、発作以外には症状がない。
   普段は元気に過ごせる。


 また、関連する症状として、

 □頭が痛くなる。
 □お腹が締め付けられるように痛くなる。
 □音や光に敏感になる。
   普段気にならないようなことが気になるようになる。
 □乗り物に酔いやすくなる。
 □下痢をする。
 □唾液がおおく出る。


 発作中はとにかく嘔吐を繰り返すので、脱水症状にならないように、たとえ戻してしまうと分かっていても、清涼飲料水やジュースなどを飲ませてあげてください。口から飲むことが難しいようであれば、病院で点滴を打ってもらうようにしてください。

UA-29995901-1 inserted by FC2 system