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周期性acth症候群、周期性acth-adh放出症候群、周期性嘔吐症の家族会のページです

診断について

ひとえに嘔吐を繰り返すと言っても、他の多くの病気にもそのような特徴があり、なおかつ決め手となるような検査もないため、周期性嘔吐症の診断は難しいといえます。149580816_a956e46245_b.jpg

 【主な診断基準】

   ■発作中に、激しい嘔吐が繰り返される。

   ■発作と発作の間に、元気な期間がある。

   ■嘔吐発作が数時間から数日続く

   ■特定の原因があるわけでもなく嘔吐発作が始まる。


 併せて血液検査や尿検査を行い、経過観察や家族の病歴をもとに診断されます。

 発症年齢は4~5歳に多いとされていますが、0歳児や大人になってからの発症も報告されています。医療界では「子どもの病気」という認識が強いため、大人になってからの診断は困難になります。また、医療界にもまだ浸透しきっている病名ではないので、よく分からない嘔吐が繰り返されているようであれば、まず相談してみてください。


症状のページを参考にしていただいて、共通するものが多ければ周期性嘔吐症を疑ってください。


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